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旅館とは…
旅館とは… 日本文化と切り離せないって本当? なぜ京都で旅館に泊まるべきなの? 京都の旅館で体験できることって何? ホテルとは違うの? 旅館って高くない?
旅館って高くない?

旅行雑誌やホームページで調べると、旅館に宿泊する場合1名25,000円、
ホテルなら20,000円と記載されていたとします。
料金だけ見れば旅館が高いですが、ホテルは室料のみ、
旅館は多くが夕食と朝食付というパターンです。
旅館25,000円の宿泊料金だと、内訳を見た場合、夕食と朝食の代金が
10,000円程度の割合を占めている場合があり、
単純に料理代金を引いてしまうと室料は15,000円となります。
そうなるとホテルより安いことになってきます。
ではなぜ旅館は夕食と朝食が付いた2食付の設定が主なのか。何がお得なのか。
その理由は伝統的な日本の文化や習慣に深く関係しています。

昔ながらの京の都に宿泊できる。

旅館は日本の伝統的な宿泊施設であり、ホテルなどの客室数の多い施設と比べ、
10部屋から30部屋ぐらいの規模の施設が多く、江戸時代にはすでに「旅籠」として存在しました。
現在も京都の有名な自社仏閣の脇や市内の中心の町並みの中に昔ながらの旅館が残っています。
ロケーションに特化した旅館は今昔の京都の雰囲気を感じることができ、京都観光にも便利な宿泊施設なのです。
また小規模の旅館ならではの大浴場や温泉設備も人気です。

お客様と客室係が近い、暖かみのあるサービスを受けることが出来る。

ホテルなどの規模の大きな宿泊施設はよりリーズナブルで効率の良いサービスを実践しています。
各セクションのみを担当するスタッフや施設内の様々なレストランや飲食店は普遍的なサービスを提供でき、小規模の宿泊施設では実践できないものもあります。
対して旅館のサービスは仲居さん(客室係り)がお客様の滞在中、ほぼ全てのサービスを担当します。
基本的なサービスはお客様をお迎えし、お部屋までご案内します。
京都ならではの季節の菓子とお茶をもてなし、お部屋の備品や館内の説明、お客様のチェックイン以降の予定や希望にあわせてお客様のお部屋か食事処で夕食をもてなします。
日本人が昔から客人を招く際の当たり前の“もてなし”です。
お客様が旅館に到着してからしばらくは仲居さんとの時間が多くなります。
仲居さんは気さくにその日の旅のお話などを通じてお客様との関係を築きます。
そんなコミュニケーションが旅館の“おもてなし”なのです。
はじめは気恥ずかしかったりもしますが、旅館での滞在をより快適にしてくれます。
仲居さんがいない大規模なホテルではパブリックなスペースでしかこのようなサービスは提供されません。
ホテルではこのようサービスは道順を壁にディスプレイしたり、客室内のインフォメーションに記載したりします。
ホテルでは世界共通のサービスであり、効果的でスマートですが、都会的で無機質な感じが否めません。
最近ではロケーションなどの地域性の演出やホスピタリティーの向上を目的にホテル内で新たに区別された高価格な「クラブフロアー」を設け、旅館のような小規模に限定した空間で「施設とお客様が近い」サービスが見直されています。

リーズナブルに昔ながらの京料理とおもてなしを体験できる。

そんな「施設とお客様が近い」旅館の“おもてなし”のメインは“お部屋で京料理”を楽しむことです。
仲居さんが一品ずつお部屋に配膳いたします。
旅館の食事は「職人」が季節やその日に応じて地の野菜・魚・肉など旬のものを準備し、数日前から支度がはじまり昔ながらの仕事で人数分だけ丹念に仕込まれて当日、お客様に出されます。
旅館の多くが事前に予約が必要なのはこのためで、ホテルに比べて料理の提供の準備に多くの時間が必要だからです。
旅館に泊まる事とは地元の人とのコミュニケーションや昔ながらの“衣・食・住“に倣った”もてなし”を受けることによっての京都に旅行に来た!!という実感を持てることです。

※この文章では平均的な旅館の経営・サービス方法について説明していますが、実際の仲居のサービス、料理の提供方法などはそれぞれの施設によって上記の内容とは異なる場合があります。